スバル 2007年12月～モデル（フォレスター ）の買取・査定相場

フォレスターはステーションワゴンから発展した全高の低いSUVという独自の地位を確保してきたモデルだが、2007年12月にデビューした3代目モデルではパッケージングを一新し、ほかの多くのSUVと同様に高めの全高を持つようになった。これによって室内にゆったりした居住空間を持つのが大きな特徴だ。基本プラットフォームはレガシィとインプレッサを統合して作られた新開発のもので、SIシャシーを採用する。水平対抗エンジンを搭載し、左右対象のシンメトリカルAWD機構を採用する点などは従来と変わらない。外観デザインは彫刻的な立体造形を採用し、ぜい肉を削ぎ落とした引き締まったデザインとしている。インストルメントパネルの形状など、インテリア回りのデザインは基本造形はインプレッサのものを流用しているが、色や素材の使い方にフォレスターならではの特徴が表れている。ソフトフラットシートやマルチファンクショナルセンターコンソール、リトラクタブルリヤテーブルなどによって使い勝手を高めたのも特徴だ。搭載エンジンは2.0リッターの自然吸気DOHCとターボ仕様の2機種。自然吸気エンジンはフォレスター専用に新開発されたもので、109kWのパワーを発生。ターボ仕様は169kWとなる。これに5速MTと電子制御4速ATが組み合わされる。ターボ車にはエンジン特性を切り換えるSIドライブも採用。安全装備では全車にVDCが標準装備となるのが注目される点だ。