光岡ライク 2010年04月～モデルの買取相場・査定相場

光岡自動車が2010年4月に発売した雷駆(ライク)は、三菱のi-MiEV(アイ・ミーブ)をベースにしたドレスアップカー。光岡はかつて、マイクロカーの「MC-1EV」という電気自動車を1999年に発売した歴史を持つが、ほかのメーカーの完成車をベースにしたドレスアップカーに電気自動車を採用するのはライクが初めてだ。外観デザインはフロント回りを中心に大きく変更され、前後のバンパーにメッキモールを施した上で大型化したほか、前後のフェンダーも大きく左右に張り出したオーバーフェンダー仕様となった。これらによって全長が3570mmに拡大されたため、軽自動車ではなく小型車として登録され、白いナンバーが装着されることになる。また室内空間の広さはi-MiEVと変わらないが、登録車になったことで乗車定員が4名から5名に増えている。47kW/180N・mのパワー＆トルクを発生する電気モーターを後部に搭載し、後輪を駆動するリヤミッドシップ車であるのはベースとなったi-MiEVと共通だ。装備についても同様の仕様となる。電気自動車なので、2010年9月までとされているエコカー減税によって自動車取得税と自動車重量税が免税になるのも共通。電気自動車導入補助金は114万円を受け取れる予定だ。ボディカラーは特別塗装色3色を含む全5色が設定されている。メンテナンスリース方式でユーザーに渡され、納車やメンテナンスなどは三菱ディーラーが担当することになる。

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