マツダ 2003年10月～モデル（MPV ）の買取・査定相場

MPV、そのものずばり、マルチ・パーパス・ヴィークルを略した車名が与えられた実用的なモデルがマツダから発表されたのは90年1月のことだった。その後91年には新たにアンフィニ・ブランドへの移行が行われるなど、マツダの90年代を象徴するかのような作品となったMPVは、99年6月にフルモデルチェンジを受けて現行型へと発展を遂げている。先代のMPVが、どちらかといえばアメリカン感覚のミニバンのようなスタイリングであったのに対して、現行MPVは上級感覚のステーションワゴン型ミニバンへと変貌を遂げているのが最大の特徴。その優雅なスタイリングは販売面でも大きなセールスポイントになっている。発売当初は、直4の2.0リッターとV6の2.5リッターのエンジンを搭載していたが、2002年4月のマイナーチェンジでそれぞれ2.3リッター、3.0リッターへと変更し、ライバル車との競争力を高めている。2003年10月には大幅な商品改良を実施。エクステリアにスポーティタイプとノーマルタイプの2つのデザインを採用。インテリアも、シート表皮やインパネ、トリムのデザイン変更を行い、2列目スライドシート機構を充実させ、より快適性を高めた。