日産 2004年02月～モデル（モコ ）の買取・査定相場

　日産初の軽自動車となるモコは2002年4月の発売。スズキの「MRワゴン」のOEM供給モデルである。丸みを帯びた愛くるしいスタイリングを表現した擬態語「モコモコ」か らの造語が車名の由来だ。商品コンセプトを「若いアクティブなママが、子供と一緒 にどこへ行ってもジャストフィットできるベストパートナー」とし、子供を中心に生 活する母親が、より快適で便利に使えることを目指したという。スタイルは広々とし た印象のモノフォルムとし、　日産らしさを表現したウインググリル、大型マルチリ フレクターヘッドランプが特徴的だ。インテリアはシンプルなインパネ、明るく視認 性の良いファインビジョンメーターの採用など、明るくカジュアルで上質なものとし た。リヤシートは5：5分割可倒式。用途に応じた多彩なシートアレンジが楽しめる。このほか、ロングスライドも可能で、後席でのくつろぎを快適なものにした。 エンジンは660ccのDOHCと、これのインタークーラーターボ付きの2種類。組み合わさ れるのは全車コラム式4速ATだ。足踏み式パーキングブレーキの採用と相まって、前席ウォークスルーも可能としている。駆動方式はFFと、路面状況に応じた駆動力を前・ 後輪に自動的に配分するフルタイム4WDの選択が可能だ。安全面ではデュアルSRSエア バッグ、ABS、ブレーキアシスト、プリテンショナーシートベルトなどが全車標準装備となる。2004年2月にはマイナーチェンジが行われ、フロントシートをベンチシート化したことに加え、リアシートのスライド量を増やしてニールームを拡大するなど、室内の質感や使い勝手が向上している。