MINIの買取査定額をUPさせる簡単テクニックとは？

MINIは、イギリス車の中でもかわいらしいデザインと小柄なボディで人気を集めているメーカーです。中古車市場でも多くのユーザーから注目されていますが「売却する際に買取・下取りどちらを選べばよいかわからない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。お得に売るには買取がおすすめです。
そこでこの記事では、下取りよりも買取がお得といえる理由と高額査定につなげるテクニックを紹介します。人気モデルの特徴・査定相場を把握するためにも役立つでしょう。一括査定を利用したユーザーの事例もピックアップしています。

中古車のMINIは買取査定と下取りどっちがお得？

下取り・買取のどちらを選ぶか迷った際、価格面でのお得感を重視するのであれば買取がおすすめです。下取りは新しい車の購入手続きと並行できる点がメリットですが、買取に比べると価格が安くなりやすい傾向にあります。

価格に差が出る原因は、下取りと買取の目的が異なるからです。下取りは、新車の購入をしてもらうことを目的としています。一方、買取はユーザーから中古車を買い取ることが目的です。古い車でも部品も査定の対象に入るため、たとえ不動車であっても多少の価値が見いだせます。

このような特徴はMINIに限ったものではありません。他の外車や国産車でも同様のことがいえます。

中古車のMINIが高額査定されやすい理由

MINIは、外車の中でも高額査定を狙いやすいメーカーのひとつです。人気の高さも理由として挙げられますが「具体的な要因がわからない」と感じる方もいるでしょう。MINIとリセールバリューの関係を知ることで、実際の取引でも高価買取が期待できます。市場での人気やオーナーの傾向など、3つの理由を把握しておきましょう。

理由1：MINIは中古車市場でよく売れる

MINIの大きな特徴は、丸みを帯びたボディと個性的なデザインです。車に詳しくない方でもひと目でMINIと認識できるほどの知名度を誇っています。2020年3月現在は以下のようなボディタイプが選択可能です。

・3ドアハッチバック
・5ドアクロスオーバー
・SUVクロスオーバー
・オープンカー
・クーペ
・2ドアクロスオーバー

デザイン性の高さに加え、ユーザーの好みに合わせて選びやすいボディタイプの展開も人気の理由といえます。コンパクトで小回りが利く点は、運転が苦手な初心者や女性にとっても魅力的でしょう。このような理由から中古車市場でも高いリセールバリューを維持しています。

理由2：街乗りが多く走行距離が短い

コンパクトなボディサイズを展開するMINIは、街乗りの代表格ともいえるモデルです。長距離運転に適したSUVやスピーディーな運転が楽しめるクーペも選べますが、短距離の運転を目的とするユーザーも多く見られます。

「車をどのように活用するか」は、売却する際の価値にも影響する要素です。走行距離が短いほどエンジンやタイヤへの負担・摩耗が少なく、査定額もアップしやすくなります。

年式の古さに比べて走行距離が短ければ、予想以上の値段をつけてもらえるかもしれません。走行距離が価値のすべてを決めるわけではありませんが、値上げ交渉の材料としても活用できるでしょう。

理由3：オーナーが大事に乗っている

新車・中古車を問わず、MINIが人気の理由は外観のデザイン性にあるといえます。デザインを重視して購入したユーザーは丁寧に扱う傾向にあるため、長期間所有している車も良好な状態を保てるでしょう。

消耗部品やパーツに経年劣化が見られる中古車でも「大切に保管し手入れをしていた」と感じられる場合はマイナス査定を避けられるかもしれません。コンディションの良さは購買意欲の向上にもつながるため、相場を上回る高額査定が期待できる要素といえます。これから査定を予定している方は、丁寧に扱ってきたことをアピールしましょう。

中古車MINIの気になる買取査定の相場（2020年3月現在）

MINIの中古車を売却する前に、市場で取引されている相場を把握することが大切です。業者から提示された金額が適正かどうか判断するためにも役立ちます。

車種・グレードによって価格も変動するため、可能な限り近い条件の情報をリサーチしましょう。carview!車買取に掲載されている人気モデルの査定相場（2020年3月11日時点）を紹介します。

MINIクーパーS

初代モデルの中でも上級グレードにあたるのが「クーパーS」です。2020年3月11日現在の新車販売はありませんが、人気が高いため30万円以上の買取も期待できます。査定相場の価格幅は8万円～40万円です。

【2004年10月の査定実績】
・年式：2007年
・走行距離：5万5,001km～6万km
・最高売却額：95万円

【2019年7月の査定実績】
・年式：2004年
・走行距離：3万5,001km～4万km
・最高売却額：33万円

参考：『【毎日更新】MINI(ミニ)の査定相場・買取価格なら【carview!車買取】』

MINI Checkmate

初代モデルのマイナーチェンジと同時に「Checkmate（チェックメイト）」が発売されました。スポーティなボディデザインを重視したモデルです。現在の定番デザインとは少し違った個性的な配色も魅力といえます。2020年3月11日時点での平均的なデータは以下です。

【2020年3月4日現在の相場データ】
・平均査定額：51万3,000円
・平均所有年数：13年
・平均走行距離：9万5,001km～10万km

参考：『【毎日更新】MINI Checkmate(ミニ)の査定相場・買取価格なら【carview!車買取】』

MINI Clubman

「Clubman（クラブマン）」は、2代目の発表とともに発売されました。2020年3月11日現在も現行で販売されており、MINIのファンからも高い人気を誇っています。メーカー史上はじめて採用した電動式パーキングブレーキも注目したいポイントです。中古車市場では高額査定も期待できるでしょう。

【2018年4月の査定実績】
・年式：2008年
・走行距離：7万1km～7万5,000km
・最高売却額45万円

【2019年11月の査定実績】
・年式：2017年
・走行距離：1万1km～1万5,000km
・最高売却額：200万円

参考：『【毎日更新】MINI Clubman(ミニ)の査定相場・買取価格なら【carview!車買取】』

MINI Clubvan

「Clubvan（クラブバン）」は、Clubmanをベースに派生した2人乗り用のモデルです。室内空間の広さをそのままに乗車定員を減らしたため、ラゲッジスペースにゆとりが生まれました。スポーティなイメージと過ごしやすさを両立したモデルともいえるでしょう。

2020年3月11日現在carview!車買取における価格データは出ていませんが、中古車市場では多数出回っています。ベースモデルのClubmanに比べると流通数は少ないものの、コンディションがよければ高く買い取ってもらえるかもしれません。

参考：『【毎日更新】MINI Clubvan(ミニ)の査定相場・買取価格なら【carview!車買取】』

MINI Convertible

「Convertible（コンバーチブル）」は、2009年（2代目）に発表されたオープンカーモデルです。クーパー・クーパーSと2つのグレードを展開しています。MINI特有のかわいらしさとオープンカーのかっこよさを兼ね備えた人気モデルです。2020年3月11日現在の平均査定額は108万2,000円となっています。以下は実際の査定事例です。

【2016年4月の査定実績】
・年式：2010年
・走行距離：5,001km～1万km
・最高売却額：159万円

【2018年1月の査定実績】
・年式：2011年
・走行距離：3万1km～3万5,000km
・最高売却額：150万円

現在の査定額と事例をふまえると、走行距離が5万kmの中古車であれば100万円以上の買取も期待できるでしょう。

参考：『【毎日更新】MINI Convertible(ミニ)の査定相場・買取価格なら【carview!車買取】』

MINI Coupe

「Coupe（クーペ）」は、2015年まで販売されていたスポーツカータイプの人気モデルです。2020年3月11日現在は102万8,000円の平均価格で取引されています。3つのグレードがありますが、中でも上級の「ジョン クーパー ワークス」は高額査定が期待できるでしょう。具体的な事例は以下です。

【2014年4月の査定実績】
・グレード：ジョン クーパー ワークス
・年式：2011年
・走行距離：1万5,001km～2万km
・最高売却額：265万円

【2014年10月の査定実績】
・年式：2006年
・走行距離：8万1km～8万5,000km
・最高売却額：53万円

参考：『【毎日更新】MINI Coupe(ミニ)の査定相場・買取価格なら【carview!車買取】』

MINI Crossover

「Crossover（クロスオーバー）」は、現在でもパワフルな走行が体感できるモデルとして人気を博しています。2020年3月11日時点での平均査定額は185万3,000円です。査定時の所有年数は平均5年となっているため、新しい状態で売るユーザーが多い傾向にあるといえるでしょう。

【2018年6月の査定実績】
・年式：2012年
・走行距離：5万1km～5万5,000km
・最高売却額：80万円

上記の他、200万円以上の値段がついた事例もあります。年式の新しい現行モデルであれば、相場を上回る高額査定につなげることが可能です。

参考：『【毎日更新】MINI Crossover(ミニ)の査定相場・買取価格なら【carview!車買取】』

MINI Crossoverハイブリッド

Crossoverのハイブリッドモデルとして「Crossover PHEV」が発表されました。MINIがはじめてプラグインハイブリッドを採用した車種でもあるため、環境性能と燃費の良さを重視して選んだユーザーもいるでしょう。

2020年3月11日現在、carview!車買取における査定額は出ていませんが、機能性の魅力から高いリセールバリューが期待できます。悪路を走行する機会が多い方もメリットを実感できるモデルです。

参考：『【毎日更新】MINI Crossoverハイブリッド(ミニ)の査定相場・買取価格なら【carview!車買取】』

MINI Paceman

「Paceman（ペースマン）」は、Crossoverをベースに設計されたクーペタイプのモデルです。3ドアのSUVとして話題を集めました。SUVと聞くと大柄なボディを想像する方も多いかもしれませんが、MINIの魅力であるコンパクトサイズは継承しています。2020年3月11日時点で、carview!車買取調査のグレードと査定相場は以下の通りです。

【クーパーS Pacemanの査定相場額】
・走行距離5万km：107万円
・走行距離10万km：72万円

【クーパー Pacemanの査定相場額】
・走行距離5万km：74万円
・走行距離10万km：46万円

参考：『【毎日更新】MINI Paceman(ミニ)の査定相場・買取価格なら【carview!車買取】』

MINI Park Lane

「Park Lane（パークレーン）」は、2005年に発売された特別仕様車です。2020年3月11日現在は現行モデルを販売していないため、中古車市場での人気も高いモデルといえます。外観・内観の高級感にこだわった点が特徴で、従来のMINIよりもラグジュアリーな空間を満喫できるでしょう。

carview!車買取のデータでは、62万9,000円が平均査定額となっています（2020年3月11日現在）。年数が経過するとともに価格も下がっていますが、状態によっては予想以上の高価買取が実現するかもしれません。

【2015年11月の査定実績】
・年式：2007年
・走行距離：2万5,001km～3万km
・最高売却額：115万円

参考：『【毎日更新】MINI Park Lane(ミニ)の査定相場・買取価格なら【carview!車買取】』

MINI Roadster

2011年から2015年にかけて販売されていたオープンカーモデルが「Roadstar（ロードスター）」です。Convertibleとの違いは、クーペタイプをベースに設計してラゲッジスペースを独立させた点です。

carview!車買取での掲載はまだありませんが、中古車市場の取引では100万円～200万円の高額査定も見られます。走行距離やスペックによって価格が変動しやすいモデルともいえるでしょう。

参考：『【毎日更新】MINI Roadster(ミニ)の査定相場・買取価格なら【carview!車買取】』

MINI Seven

「Seven」は、Checkmateと同じ時期に発売されたモデルです。年式が古い中古車が多いため、査定額の平均は50万円（2020年3月11日時点）となっています。以下の事例もチェックしておきましょう。

【2013年11月の査定実績】
・年式：2006年
・走行距離：3万1km～3万5,000km
・最高売却額：75万円

また、2016年には特別仕様車の「SEVEN（セブン）」が発売されました。車種名は類似していますが、カラー展開や機能性が大きく異なるため年式をふまえた上で相場を調べられると安心です。

参考：『【毎日更新】MINI Seven(ミニ)の査定相場・買取価格なら【carview!車買取】』

中古車のMINIを高く査定させるための簡単テクニック

「MINIを高く買い取ってほしい」と考えている方は、高額査定につながりやすい方法をおさえておきましょう。輸入車を専門とする業者に相談したり、タイミングを見計らったりすることが重要です。一括査定を活用することで交渉を有利に進められるかもしれません。高額査定が期待できる簡単なテクニックを4つ紹介します。

輸入車買取専門店に査定を依頼する

中古車買取業者は全国各地に展開していますが、得意・不得意は業者によって異なる点を理解しておきましょう。取り扱うボディタイプやメーカーが少ない小規模な業者は、車種によって価格の差が出やすいといえます。

MINIを査定してもらう場合は、輸入車（外車）を専門に取り扱う業者を探すのがおすすめです。高額で再販売できる販路を持っている可能性が高く、市場の動向も価格に反映しやすい傾向にあります。

「日本車を扱う業者は良くない」というわけではありませんが、ひとつの判断基準としては有効な材料です。可能であれば、MINIの買取実績が多い業者を探してみましょう。

メーカーオプションをアピールする

MINIのメーカーオプションを装備している場合は、査定の際に漏れなくアピールすることも大切です。MINIに限らずメーカーオプションは需要が高いためプラス査定が期待できます。車種の人気が高いほど、オプションが希少なほど値上げ交渉も成立しやすいでしょう。

購入時に装備されていたパーツを取り外した方は、単体で提出しても問題ありません。カーナビ・ホイールといったパーツもそのひとつです。パーツ自体が機能する状態であれば買い取ってもらえます。購入したときの価格や手入れの頻度など、価値が高いことを業者に伝えましょう。

ベストタイミングで買取査定を依頼する

中古車の査定額が変動するのは、市場での人気や業者の取り組みなど複数の要素が関係しています。業者の取り組みを基準に高額査定を狙うには1～3月、7～9月のタイミングがおすすめです。多くの業者が3月と9月を決算期としています。決算までに取引数を増やす目的があるため、在庫確保の強化を狙って1～2月、7～8月に商談をはじめても良いでしょう。

市場での動向を重視するのであれば、ライフスタイルが変化しやすい2月～3月のあいだが有益といえます。4月に向けて中古車の購入を希望するユーザーが増えやすいためです。このように、高額査定が期待できる時期を見極めるテクニックも活用できるでしょう。

一括買取査定で業者の競争心理をかき立てる

値上げ交渉を成立させるために有効なのは、業者同士の競争心を刺激することです。複数の業者に査定を申し込み、提示された金額を用いて交渉してみましょう。「他業者はこれくらい高かった」という事実が認識できると、業者も可能な範囲で値上げを検討してくれます。

各業者に依頼するのは時間がかかりますが、一括査定であれば時間短縮が可能です。ウェブサイトから必要な情報を一度提供するのみで申し込みが完了します。希望のエリアを指定できるため、業者に直接相談したり地図から検索したりといった手間も省けるでしょう。

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まとめ

日本車と外車を比較すると、リセールバリューは外車のほうが低くなりやすいといわれています。同等スペックの日本車に比べて査定額が下がる可能性はありますが、テクニックを駆使することで高額査定も狙えるでしょう。

業者選びや交渉が苦手な方にもおすすめできる方法が一括査定です。MINIの売却を予定している方は、ぜひcarview!中古車一括査定サービスからお申し込みください。300を超える買取業者の中から希望に沿った店舗を選択できます。