連載コラム

【連載】本音で語る愛車買取 |即決はしない

【連載】本音で語る愛車買取 |即決はしない

外資系消費財メーカー勤務を経て自動車メディア業界に転身。「IMPORTカーセンサー」編集デスクなどを歴任後、独自の着眼点から自動車にまつわるあれこれを論じる異色自動車コラムニストとして、大手メディア多数で活動中の伊達軍曹氏。そんな伊達氏に“本音”で「愛車買取」について語ってもらう連載企画。第6章は、重要なポイント「即決しない」について語ります。

前回までのお話は、こちらから。前回までのお話は、こちらから。
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即決はしない

買取カービュー経由で8社(5社ぐらいでもOK)の買取店担当者を時間差で呼び、愛車の査定をしてもらう……というところまで前回お話ししました。今回はそこから先の展開についてお話しします。

まず大切なのは「即決しないこと」です。
当シリーズを初回からお読みいただいている人はすでにおわかりかと思いますが、買取店の担当者が最初から満額回答を出すことは99.9%ありません

「う~ん、○○万円ぐらいがギリギリでしょうか?」とか言いながら、実は割と安めのプライスを提示してくるはずです。なぜならば、前回もご説明したとおり「できれば安く買い取ること」こそが、彼らの真のミッションだからです。

そのため、もしも最初の提示額があなたが予想していた金額より高かったとしても(たぶんそういったケースは少ないと思いますが)、絶対にその場で「わかりました! お売りします!」とか盛り上がらず、「なるほどわかりました。では検討し、こちらからあらためてご連絡します」とかなんとか言って、その日は担当者を確実に追い返してください

たぶん担当者は「今お決めいただけるならこの価格ですが、明日以降になると若干お安くなってしまう可能性が……」とか言うと思います。しかし気にしないでOKです。外国為替じゃないんですから、車のオークション相場はそんな短期間で大幅に変動することはまずありません。

あと、「ちょうど今、この車種・このお色をお探しのお客様がいる関係で、この価格をご提示できています。このタイミングを逃しますと、残念ながら今後はお安くなってしまう可能性が…」というのもマニュアルに過ぎない可能性が大ですので、あまり気にする必要はありません。とにかく「初日でいきなり即決」だけは完全NGだと思ってください。

そのほか完全NGなのが「ディーラーの下取り査定額を買取店担当者に教えること」です。

車を売却しようと思った際、最初から買取専門店の門を叩く人もいるでしょうが、たいていは「ディーラー下取り」という王道から検討を始めるはず。で、下取り額に納得がいかないから、次に買取専門店とか、買取カービューのようなサイトに来てみたわけですよね?ということはつまり、この場合のディーラー下取り査定額は安いわけです(一概に下取り=安いとは言いきれませんが、この場合はそうだ、ということです)。

数社を同時に呼び、その場で一斉に入札させる…というのは有効な作戦です。しかしかなり神経が極太な人でないと、その場の険悪なムードに耐えられないでしょう。なので、1社ずつ別々の時間帯に呼ぶのが良いだろうと、奥ゆかしい日本人であるわたしなんかは思います。

で、そのやっすい査定額を買取専門店に教えてしまうと「それ」が一つの基準になってしまいます。そして買取店の担当者は「これにちょっと色を付けて打診してやれば、この客はアッサリ落ちる(売る)のでは?」と考えます。

例えばディーラーでの下取り査定額が30万円だったとしましょう。そして買取店は「50万円までだったら出してもいいかな?」と思ってるとします。しかしあなたが「下取りは30万円って言われちゃったんですよ~」とか正直に言うと、買取店は「それはお安いですねぇ。当社なら35万円はお出しできるのですが!」とかなんとか言って、想定マックスである50万円よりはずいぶん安い価格で買い取り、そのうえで「ありがとう! や~、○○買取さんに連絡してみて良かったぁ!」とか感謝されたりするのです。

こういったカモにならないためにも、ディーラーでの下取り査定額については「完全黙秘」で事に臨んでください。次回に続きます。

押忍。

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本記事について

本記事はYahoo! JAPANグループの株式会社カービューが監修しております。株式会社カービューは、テクノロジーを活用して、カーライフをもっと身近で、もっと楽しく価値あるものに変えていくことをミッションとしており、中古車買取の一括見積依頼サービスである買取カービューや、日本最大級のクルマ総合情報サイトcarview!クルマ専門SNSみんカラといったお客様のカーライフを応援するウェブサービスを運営しています。

※1 2019年4月時点 当社調べ
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