マツダ 2015年01月～モデル（キャロル ）の買取・査定相場

マツダはスズキからOEM供給を受けている軽自動車のキャロルをフルモデルチェンジし、外観デザインを一新するとともに、車両重量の軽量化とパワートレインの効率改善によって燃費を向上させたほか、安全装備の充実化をはかり、2015年1月30日に発売した。外観はシンプルでスタイリッシュなデザインとし、スマートさと目力を備えたフロントマスクやクールで存在感のあるバックスタイルを採用した。全高を低くし、フロントからリヤまで流れるようなサイドビューを作っている。室内はデザイン性と機能性を両立させたクリーンな印象のインテリアとしたほか、室内長を145mm延長して2040mmに、また前後乗員間の距離も85mm拡大して900mmとした。軽量かつ高剛性の新開発プラットフォームを採用し、超高張力鋼板の使用率を拡大したほか、樹脂フェンダーの採用などによって、車両重量を大幅に軽量化。MT車で610kg、CVT車で650kgを実現した。軽量化のほか、軽量化に合わせたCVTの変速比の最適化、吸排気系を新設計してCVT車にはEGRシステムを採用したエンジンの搭載、「エネチャージ」「アイドリングストップシステム」「エコクール」の採用などによって、JC08モードは37.0km/Lを達成している。安全装備は横滑り防止装置のDSCとTCS(トラクションコントロール)を全車に標準装備した上で、レーダーブレーキサポート、誤発進抑制機能、エマージェンシーストップシグナルをCVT車に標準装備した。また運転席と助手席のシートベルトリマインダーを全車に標準装備した。快適装備は運転席シートヒーターをCVT車に標準装備し、助手席シートヒーターを4WD車に標準装備した。フロントドアに中間2段ストッパーを採用して使い勝手を高めている。