修復歴車(事故車・故障車)は買取可能??査定額や買取価格にどれくらい影響するの?

公開日:2018年06月20日更新日:2019年01月28日
修復歴車(事故車・故障車)は買取可能??査定額や買取価格にどれくらい影響するの?

新車でも中古車でも、新しいクルマを手に入れるのはとても楽しいことである一方で、それまで乗ってきた愛車を手放す時は辛いものです。どうせ手放さなければならないのであれば少しでも買取価格を高くしてもらいたいというのが理想ですが、もし愛車が修復歴ありの車ならそれも難しいと考えている方が多いかもしれません。

しかし、オークションや中古車販売店では、事故歴や破損歴のある車の市場が確立されています。事故を起こした車でも買い手がいるというのは安心ですが、「事故車を少しでも高く売る方法は本当にないのでしょうか?」、「どうしたら、事故車を最高額で売却できるのでしょうか?」といった疑問を浮かべる方もいるかもしれません。

今回は、そんな修復歴車(事故車)についての疑問点を解決していきたいと思います。

修復歴車(事故車、故障車)とは?

修復歴車(事故車、故障車)とは?

そもそも「事故車」とはどのようなクルマを指すのでしょうか?読んで字のごとく、「事故に遭った事故歴のあるクルマ」なのですが、事故にも軽微なものから重大なものまで様々です。

例えば、駐車場でちょっと車体を柱にこすってしまっただけのクルマも、高速道路での重大事故や追突で車体の骨格部分(フレーム)まで破損し、自走できない不動車になるまで損傷したクルマも、同じ「事故車」になるのでしょうか?

実は、中古車業界ではきちんとした基準があります。正式には「修復歴車」と呼ばれていますが、「事故車」と同じ意味と考えてよいでしょう。これは、一般財団法人日本自動車査定協会(JAAI)と呼ばれる業界団体が定めている中古車査定基準に基づきます。それによると、修復歴車の定義は「交通事故やその他の災害により、自動車の骨格部分等に欠陥を生じたもの、またはその修復歴のあるもの」とされています。

詳しく見ていきましょう。まず「交通事故」とありますが、交通事故にも様々な種類があります。

人を怪我させてしまった人身事故、物を壊してしまった物損事故などの運転者自身に責任がある自損事故に加え、駐車しておいたクルマに他人のクルマなどが追突したなどの、他損事故も含まれます。つまり、ここでいう「交通事故」とは誰に責任があるかにかかわらず「事故に巻き込まれたクルマ」を意味します。

次に「その他の災害」とあるのはどういうことでしょうか。これは、例えば台風などによって大洪水が起きてしまい、クルマが水没してしまったりした場合を指します。あまりイメージしにくいかもしれませんが、水害による水没車や、地震によって損傷、破損したクルマは、意外と多いのが実状です。

そして、最も気になるのが「自動車の骨格(フレーム)」という部分でしょう。クルマは非常に多くの部品で構成されていますが、文字通り骨格となるフレームに、エンジンやタイヤ、シートなどを組み合わせているのが普通です。このフレームの部分が損傷・破損しているかどうかが、そのまま「修復歴車」となるかどうかの分かれ道となるのです。

具体的には、「フレーム(サイドメンバー)」「クロスメンバー」「インサイドパネル」「ピラー」「ダッシュパネル」「ルーフパネル」「フロア」「トランクフロア」の8つのうちのどこかに損傷がある場合に「修復歴車」として認定されてしまいます(セダンタイプのクルマの場合)。逆に言えば、ちょっとこすってしまっただけであれば、「修復歴車」となる可能性はそれほど高くはないでしょう。

ここまでで「修復歴車」がどのようなクルマを指すのか、かなり理解できたことと思います。ですが、実際のクルマが骨格まで損傷しているかどうかを確かめることは容易ではありません。

そこで、多くの中古車買取店では、「中古自動車査定士」の資格をもった専門家が事故歴・修理歴の有無を車体を見ながらチェックをし、査定をすることになっています。この資格は、先ほどの一般財団法人日本自動車査定協会(JAAI)が認定している民間資格で、主に修復歴車の正確な認定によって消費者を保護することが目的です。

つまり、中古自動車査定士のようなきちんとした知識を持っている人が査定をすることで、買取業者ごとの判断に委ねられることなく、正確な査定が期待できるのです。

なぜ修復歴車(事故車)が売却できるの?

なぜ修復歴車(事故車)が売却できるの?

修復歴車(事故車)がたとえ故障車や不動車であったとしても、中古車販売店が買い取ってくれるのはなぜでしょう?理由は、大きく分けて2つあります。

①事故車の使えるパーツを販売

もし車のボディやエアバックに大きな破損や損傷があったとしても、部分的に使えるパーツはたくさんあります。また、それらのパーツを集め、リサイクルすることで、新たな車の一部として販売ができます。

また、海外では、「日本車は質が高い」ということで知られていて、評判も高いです。そのため、たとえ事故車であっても、パーツは海外でとても重宝されています。

よって、事故車買取店はユーザーから現金で事故車を買い取り、パーツにして海外に輸出することで、結果的に利益を得ることができるのです。

②事故車を修復して再販する

もし、事故車を自分で修理業者に依頼して修復して使い続けようとすると、修理費が数十万円に及ぶこともあります。しかし、多くの中古車買取店にとっては、私たちが修理業者で提示される修理金額よりも安い価格で事故車を修復することができます。

特に、事故車専門店の買取であれば、修理して国内外で販売することが可能なので、問題なく買い取ってもらえるでしょう。

特に、購入してすぐに事故にあってしまった場合は、高値で売れる可能性が高いです。

以上のように、修復歴車(事故車)、さらには水没車や不動車までも、きちんと販売ルートが確立されているので、買取可能なのです!

廃車と事故車買取どっちがお得?

廃車と事故車買取どっちがお得?

もし大きな事故を起こしてしまって、車が動かなくなってしまったり、もう修復不可能だと判断した場合に、廃車という選択を思い立つ方は多いかもしれません。

しかし、その前に廃車と事故車買取どちらがお得か考え直してみてはいかがでしょうか。

通常、廃車業者に依頼する場合、廃車費用を払ったり、事故車の公的書類を書かなければならなかったりして、手間もお金も想像以上にかかってしまうことが多いです。

しかし、事故車買取を利用すれば、面倒な書類を書く手間も省けます。また、一括査定なら複数の買取業者に依頼できるので、費用を払うどころか、驚きの高額査定によって現金を受け取ることが出来る可能性もあります。

あきらめて廃車にする前に、できるだけ多くの事故車買取や再販ノウハウのある買取店を集め、査定額を競ってもらうことで、事故車の高額査定を実現しましょう。

修復歴車(事故車、故障車)の買取実績は?査定額はどのくらい下がってしまうの?

修復歴車(事故車、故障車)の買取実績は?査定額はどのくらい下がってしまうの?

中古自動車査定士による正確な査定の結果、残念ながら「修復歴車」と認定されてしまうこともあります。そうなると、修復歴なしの場合よりも買取額が下がってしまうことはやむを得ませんが、実際にはどの程度の差があるのでしょうか。

例えば、トヨタ・プリウスを例に見てみましょう。条件は、売れ筋グレードである「1.8 S ツーリングセレクション」の2015年式、駆動方式は2WD、走行距離2.5万-3万kmとします。

まず修復歴車でない場合、200万7,000円の査定額での買取事例がありした。新車価格が262万8,327円ですから、残価率は約76%とさすがに人気車だけあって高水準の買取金額です。

では、修復歴車の場合どうでしょうか。

車体(ボディ)の一部が損傷しているなどの、比較的軽微な修復歴車の場合、最大で121万円での買取が期待できます。残価率は大きく下がってしまいますが、それでも新車価格の46%の価格となり、修復歴があっても、ある程度の査定額がでることがわかります。

次に、車体(ボディ)やエンジン等の重要なパーツが大きく破損、損傷し、もはや修復が不可能なものについてみてみましょう。もちろん条件にもよりますが、このような状態であっても、最大69万円での買取が期待できるようです。これは新車価格の26%の残価率となります。

このように、たとえ修復歴車と認定されてしまっても、まったく値段がつかないわけではなく、査定次第では思わぬ査定金額で売却できることがわかります。

※買取事例と買取価格予想については、車選び.comおよびTAUを参照

よって、修復歴の有無に関わらず、一度一括査定サイト等で、車査定を行ってみることをオススメします。

事故車の買取価格への影響度まとめ

事故車の買取価格への影響度まとめ

ここまで見てきたように、骨格が損傷するほどの事故に遭遇してしまうと、そのクルマは「修復歴車(事故車)」と認定されてしまい、買取価格が大きく下がってしまうことになります。一方で、損傷の度合いによって、修復歴車であっても買取価格は大きく異なります。

一般的に、エンジンへのダメージがあるかとエアバッグが開いているかどうかが査定額に影響するようです。逆に言えば、骨格が損傷していたとしても、エンジンへのダメージが無く、エアバッグも開いていなければ、修復歴車でも高額査定が期待できるのです。

修復歴車だからといってすぐに廃車にしたり、適当な買取業者で買取ってもらったりするのではなく、複数の買取業者を比較してしっかりと査定できる一括査定サイト等を利用し、高価買取を実現しましょう。

修復歴ありの車(事故車、故障車)を高額査定にするコツ

修復歴ありの車(事故車、故障車)を高額査定にするコツ

上述のように、事故車といってもその程度は様々であり、どのパーツが破損しているか等が買取金額に影響を与えます。修復歴があることで、査定時に価格が安くなってしまうことは防げません。しかし、中古車買取店によって査定額は変わってきます。

事故車買取を専門とする買取店等もあるほか、各買取店の査定は会社ごとに一定の基準をもって行われており、時期や車種によっても違うことがあります。修復歴のある車は特に査定額に差が出ることが多いので、できるだけ多くの中古車買取店で査定をすることで、査定額の交渉もしやすくなります。

一括査定サービスの買取カービューでも事故車売却時の査定提示額の一括見積もりサービスを行っています。一括査定サービスで複数の事故車買取店を一気に比較することで、高額買取を実現させましょう。

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    お車やご連絡先の情報をもとに、条件に合った査定会社を最大8社までご紹介。その中から実際に査定を受けたい会社を選んで(複数社選択可)ください。

  2. ②カービューより確認メール

    株式会社カービューより、ご登録いただいたメールアドレス宛てに確認メールが送信されます。24時間以内にメールが届かない場合はよくあるご質問をご確認ください。

  3. ③査定会社よりご連絡

    各査定会社よりお客様に、2営業日以内にご連絡。電話もしくはメールにて、愛車の相場情報や出張査定のご案内などをお知らせいたします。

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