【2020最新】BMWの買取相場と人気モデルは？高く売るためのコツも紹介

BMWは日本でも人気の海外自動車メーカーで、中古車でも高い人気があります。しかし、一口にBMWといってもモデルや車の状態はさまざまです。
「愛車のBMWがどれほど人気で相場がどれくらいか分からない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、BMWの買取相場や中古車での人気モデルなどを紹介していきます。
高く売るためのコツを知ることで、より満足できる取引ができるかもしれません。この記事を読めば、愛車のBMWをお得に売るときのコツやポイントなどが分かります。

BMWの買取相場を人気順に紹介

一口にBMWといっても5シリーズや3シリーズなど、いくつかのモデルがあります。これから売却を考えている方は、はじめにシリーズごとの買取相場を把握しておきましょう。

シリーズによって中古車としての人気と相場は変わります。自分の愛車のシリーズを確認したうえで、どれほどの買取相場になるのかチェックしておくことが大切です。

BMWの3シリーズ

BMWの中でも3シリーズは人気が高いラインナップです。3シリーズにはセダンやクーペなどさまざまな種類があるので、さらに細かく相場を確認しておくようにしましょう。

たとえば、使用年数12年で約9万kmの走行距離がある「3シリーズ クーペ」の買取相場価格は60万円程度です。(2020年2月21日現在)
1999年のモデルで走行距離9万km程度であれば、2014年に約10万円での取引実績があります。年式が古いと買取価格は下がる傾向にあります。

「3シリーズ セダン」は、11年の使用年数で走行距離が7万km程度であれば約80万円、通常の3シリーズは、使用年数11年で走行距離が8万km程度であれば約65万円が買取の相場となります。(2020年2月21日現在)

これらの値は、その時点での車の状態や市場価値によっても変動するので、あくまで参考としてとらえておくようにしましょう。

BMWの1シリーズ

BMWの中でもコンパクトカーに分類されるシリーズが「1シリーズ」です。コンパクトでありながらもBMWの品格と性能をしっかり感じられるシリーズなので、中古車でも高い人気があります。

買取相場ですが、通常の1シリーズで使用年数8年、走行距離5万km程度であれば約80万円が目安です。(2020年2月21日現在)

カブリオレのようなモデルであれば、10年の使用年数で走行距離が6万km近くあっても、200万円以上の値段で査定されることもあります。クーペタイプも人気が高く180万円程度が買取価格の相場で、査定した車両の平均使用年数は8年、平均走行距離は6万kmです。(2020年2月21日現在)

ハッチバックも同じように人気が高いモデルといえるでしょう。8年使っていても約90万円で取引されることがあります。人気が高い1シリーズは、どのタイプであろうと査定額は高くなる傾向があるといえるでしょう。

X1

BMWの車でSUVタイプのシリーズといえば「Xシリーズ」です。X1からX7まで発表されていますが、エントリーモデルであるX1の買取相場をチェックしてみましょう。X1はXシリーズの中では比較的新車価格が安く、手の届きやすいモデルです。

気になる相場価格ですが、使用年数6年で走行距離5万km前後であれば、2020年2月21日現在で約155万円です。2017年には、2011年式で走行距離1万kmの車両が120万円で取引されたことがありました。

X1は他のシリーズと違って100万円以上の価格差がでやすいモデルです。車の状態や基本スペックによっては、200万円以上の評価額も珍しくありません。

グレードによっても差があり、「xDrive18d」では5万km程度の走行距離で約200万円、「xDrive18d_xラインハイラインパッケージ(4WD)」で同じく約5万kmの走行距離であれば235万円の査定価格が目安です。(2020年2月21日現在)

BMWの5シリーズ

5シリーズは、3シリーズよりも一回り大きい車体が特徴です。いくつかあるシリーズの中でも高級な部類に入り、性能や高級感がより増しています。中古車でも、その高級感と性能を求めて多くの人に人気があるラインナップです。

5シリーズにも「セダン」や「ツーリング」などさまざまなタイプがあるので、それぞれの相場価格を把握しておきましょう。

定番といえるセダンタイプのなかで、2015年モデル・走行距離5万kmの「523dグレースライン（2WD）」は、190万円程度が買取相場の目安です。(2020年2月21日現在)

ツーリングタイプは、多くのグレードが150万円～180万円程度で取引されています。2016年モデルの「523d ツーリングMスポーツザピーク」であれば、220万円程度が目安です。(2020年2月21日現在)

通常の5シリーズはグレードと年式によって大きな幅があり、2015年モデルの「523dグレースライン（2WD）」であれば190万円程度、2017年モデルの「523d（2WD）」であれば280万円前後が買取価格の目安といえるでしょう。

BMWの2シリーズ

2シリーズも1シリーズと同様に、BMWがラインナップしている車種の中ではコンパクトな部類に入ります。BMW初の前輪駆動シリーズです。クーペやグランツアラー、カブリオレなど全4つのラインナップがあります。

まずはアクティブツアラーの相場をチェックしてみましょう。アクティブツアラーは、2015年モデルで5万km前後の走行距離であれば120万円程度の価値がつくでしょう。2017年モデルの「Mスポーツ（4WD）」は、グレードの中では高価買取されやすく、価格相場は200万円程度です。(2020年2月21日現在)

スポーティさが魅力のクーペは、180万円～220万円程度が買取価格の目安といえるでしょう。ただし、これは走行距離が5万km前後の目安で、距離が倍になると買取価格は70万円～100万円程度下がってしまうこともあります。

グランツアラーも人気のラインナップです。2017年モデルの「グランツアラーラグジュアリー（4WD）」であれば、走行距離5万kmで約200万円の買取価格がつくでしょう。2015年の2WDモデルであれば、買取価格は少し下がり160万円程度のようです。(2020年2月21日現在)

X3

小型クロスオーバーSUVというタイプに属しているのが「X3」です。日本ではSUV需要が高まっているので、中古車であってもX3は高い人気があります。力強い性能がありながらも、BMWらしい高級感も兼ね備えた魅力的なモデルといえるでしょう。

気になる買取価格相場ですが、2013年の4WDモデルであれば走行距離5万kmで152万円が参考値です。まだ新しい2017年モデルの「セレブレーションEdブラックアウト（4WD）」であれば、237万円の相場が出ています。(2020年2月21日現在)

古いモデルでは、2005年式で走行距離15万kmの2.5iが2017年に25万円で取引された実績があります。

車の状態や年式、グレードなどで細かく値は変わります。業者によっても査定額は変わるので、相場を参考に少しでも高く売るための工夫もしておきましょう。

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BMWの特徴

数ある海外メーカーの中でも、BMWは日本で高い人気があります。この人気は新車だけではなく、中古車であっても変わりません。

ここではBMWの特徴を解説しながら、なぜBMWがここまで人気なのかを解説していきます。BMWの人気の理由だけではなく、特に高価買取されやすいモデルや車の特徴なども今のうちに把握しておきましょう。

BMWとは

BMWは、ドイツが誇る自動車メーカーです。ブランドの始まりは1916年と古く、設立当初は航空機エンジンのメーカーとしてスタートしました。オートバイの製造を開始し、モーターサイクルメーカーとなったのは1922年です。

海外自動車メーカーは数多くありますが、日本での人気度はメルセデス・ベンツと並んでトップレベルといえるでしょう。それほど日本人から愛されています。

BMWの車がここまで愛される理由のひとつは、高い機能性です。BMWはハンドリングや安定性、エンジンの性能など、あらゆる面で高水準を保っているメーカーといえます。

シーンを選ばない洗練されたデザインや海外メーカーらしい上品な雰囲気も、BMWが選ばれる理由のひとつです。

中古車市場で人気のモデルは？

どのラインナップも人気が高いBMWですが、中古車市場で特に求められているモデルは「1シリーズ」と「3シリーズ」でしょう。

1シリーズはコンパクトカーとして分類されており、BMWの中でも比較的安価な値段で購入可能です。狭い道路が多い日本でも取り扱いがしやすく、5人乗りも可能なので、オールマイティなシリーズといえるでしょう。

シリーズだけでなく、ボディカラーでも買取価格は変わります。特に人気のカラーは、定番のブラックとホワイトです。シーンを選ばず誰でも乗りやすいカラーなので、同じモデルでも買取価格が高くなる傾向があります。

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BMWを少しでも高く売るためのポイント

最後に、BMWを少しでも高く売るためのポイントを覚えておきましょう。同じモデルであってもこれらのポイントを意識するだけで、より高い査定額が期待できるかもしれません。

ここでは、査定額をできるだけ高くする4つのポイントを紹介していきます。簡単に実践できるコツもあるので、査定前にチェックしてみてはいかがでしょうか。

できる限りきれいにしておく

できる限りきれいにしておくのは、査定前でも実践できるコツのひとつです。自分で消せるような汚れや小さな傷は、事前になくしておくようにしましょう。

たとえば数mm程度の小さな傷であれば、市販の専用グッズで消すことができます。ボディの汚れも事前の洗車でキレイにしておくことが可能です。

査定員も人間なので、少しでもキレイな車であれば印象がよくなり、評価が高くなります。見た目だけではなく、臭いもとっておくようにしましょう。市販の消臭グッズを使えば、ある程度の臭いは取り除くことができます。ちょっとした手間をかけるだけで予想以上の金額がつくかもしれません。

事故歴や修復歴をきちんと申告する

中古車は、事故歴や修復歴がない車のほうが査定額は高くなります。事故歴や修復歴がある車は、見た目はキレイでもそのあとの故障率が高くなる可能性があるためです。

ただし、修復歴がない車の査定額が高くなるからといって、これまでの修復歴を隠すようなことは避けましょう。査定員はプロなので、修復歴や事故歴はすぐに見抜かれてしまいます。

事故歴や修復歴を隠していたことが知られると、他の箇所の査定も疑いの目で見られるようになるので注意が必要です。査定額が低くなったり買取を断られたりすることもありえます。

事前に申告しておけば査定員もしっかりと評価してくれます。修復歴は嘘をつかずに正直に伝えるようにしましょう。

3月が高価買取されやすい理由は、新生活に向けて中古車を購入する人が多くなるためです。買取店もできるだけ流通を増やすために積極的に高価買取がおこなわれます。9月に高価買取されやすいといわれているのも、3月と同様の理由です。転職や転勤などで購入客が増えるので、通常の相場より高い価格での買取が期待できます。

車を売ろうと思ったタイミングが3月と9月に近いのであれば、その時期を狙って査定を依頼してみましょう。

一括査定をする

一括査定とは、一度の情報入力で複数の買取業者に見積もりが依頼できるサービスです。高価買取を狙うために適したサービスといえるでしょう。

パソコンやスマートフォンから車の基本情報や個人情報などを入力するだけで、大手から地域密着型のお店まで一括で査定を依頼できます。サービスの利用は難しくありません。

見積もりを依頼された業者は、他の業者に車を取られないためにも、できるだけ高い査定額を提示してくれる可能性があります。ひとつの業者に依頼するよりも、より満足のいく査定額を引き出すチャンスが上がるといえるでしょう。

まとめ

ここまでBMWの人気車種やできるだけ高く売るときのポイントなどを解説してきました。事前に知識を学んでおくと、より取引がスムーズになり満足できる売却へとつながるでしょう。

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