ボルボ V70 2014年12月～モデルの買取相場・査定価格

ボルボ・カー・ジャパンは、上級エステートのV70にバリエーションの変更や装備の充実化などの改良を加えた2013年モデルを2012年8月17日から発売した。従来のT5 SEは廃止され、代わりに搭載エンジンを2.0リッターターボから1.6リッター直噴ターボのT4エンジンに変更したT4 SEを新設定した。このT4エンジンには改良が加えられていて、13.6km/Lの燃費を実現し、エコカー減税75％低減が適用される。装備の充実化ではオートライトやイルミネーテッド・シフトノブを標準装備したほか、グレードに応じてパークアシスト(リア)、速度感応式パワーステアリング(3段階レベル調整機能付き)、フロントシートヒーター、クラシックウッドパネルなどを標準装備した。またセーフティ・パッケージに速度表示などの道路標識を認識してインストルメントパネルに表示する新しい安全技術の「RSI(ロード・サイン・インフォメーション)」やハイビームの選択時に先行車や対向車を認識すると自動車的にロービームに変更する「AHB(アクティブ・ハイビーム)」を追加した。セーフティ・パッケージはT6 AWDには標準装備され、T4系にオプション設定される。 2013年8月27日には2014年モデルが発売され、フロント＆リアバンパー、フロントグリル、テールライトのデザインを変更したほか、テールゲートにクロームトリムを採用し、新しいエクステリアカラー2色を設定した。またグレード体系を見直し、従来のT4に代わるエントリーグレードとして装備レベルを変更して新価格としたT4 SEを設定した。 2014年10月3日にはT4 SEをベースに、全車速追従機能付ACC（アダプティブ・クルーズ・コントロール）など、8種の先進安全・運転支援機能をパッケージとした「セーフティ・パッケージ」と、フロント8ウェイパワーシートやフロント・シートヒーター、12セグ地上デジタルTVなどをセットにした「レザー・パッケージ」を特別装備した特別仕様車「ノルディック」を300台限定で発売した。 2014年12月18日には一部仕様を変更し、従来「セーフティ・パッケージ」としてオプション設定していた「歩行者・サイクリスト検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム）」や「全車速追従機能付ACC」をはじめとする安全装備・運転支援機能にリアビューカメラを加え、新たに「IntelliSafe10（インテリセーフ・テン）」として全グレードに標準装備した。あわせてT5 SEをベースに、エクステリアではグロッシーブラック仕上げのルーフレールやウインドーフレーム、フロントグリルリブ、テックマットブラック仕上げロアインテークなどをアクセントとして配し、18インチの“Titania”ダイヤモンドカット/グロッシーブラックアルミホイールに235/40のタイヤを組み合わせ、インテリアではオフブラックの本革にコントラストカラーステッチを施した専用シートなどを装備した特別仕様車「T5 ダイナミック・エディション」を発売した。

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