プジョー 5008 2017年09月～モデルの買取相場・査定価格

プジョー・シトロエン・ジャポンは、3列シート7人乗りのSUV「プジョー5008」を2017年9月25日に発表、同日に販売を開始した。フルモデルチェンジを受けた「プジョー5008」はコンセプトとデザインを一新し、先代のミニバンタイプからSUVに生まれ変わった。「3008」と同じく、プジョーの新世代プラットフォーム「EMP2」を採用し、フロントオーバーハングからフロントドアまでは「3008」と共通だ。3列シート化に際してはホイールベースが165mm伸ばされ、全長も190mmストレッチされている。全幅と全高は「3008」と同等レベルだが、ルーフラインが伸ばされているため見た目にも室内空間のゆとりを感じさせるものだ。ラインアップは1.6リッター4気筒ガソリンターボを搭載する「アリュール」、2.0リッター4気筒ディーゼルターボ搭載の「GT BlueHDi」の2グレードを設定。トランスミッションは両エンジンともEAT6（6速AT）が組み合わされる。前輪駆動のみの設定となるが、「GT BlueHDi」には砂地や泥など、さまざまな路面に対して適切なトラクション制御を行う「アドバンストグリップコントロール（5モード、ヒルディセント機能を含む）」を搭載。標準装着されるマッド＆スノーのオールシーズンタイヤと合わせて、前輪駆動ながら悪路の走破性も考慮されている。小径のステアリングホイールを採用するコックピット感覚のインパネは「3008」と共通のデザイン。2列目シートは独立3座でそれぞれ15cmのスライドと5段階のリクライニングが可能だ。3列目シートは格納もしくは取り外すことが可能。荷室容量は5名乗車で762L、2列目シートもたたんだ状態では1862Lの容量を確保する。また、パッセンジャーシートを倒すと約3.2mの奥行きが得られ、3列目を取り外すと38Lの床下容量が現れる。安全装備については「アリュール」、「GT BlueHDi」ともにアクティブセーフティブレーキ、アクティブクルーズコントロール、レーンキープアシスト、アクティブブラインドスポットモニターシステム、スピードリミットインフォメーション、インテリジェントハイビームを標準装備。また、リヤバンパー下へのキックアクションで開閉する電動テールゲートも備えている。「GT BlueHDi」にはアルカンターラ＆テップレザーのコンビシートが標準。オプションのレザーパッケージを選択するとナッパレザーにアップグレードされ、電動調整（運転席はメモリー付き）、マルチポイントランバーサポート、前席シートヒーターが追加される。また、レザーパッケージにはパノラミックサンルーフも含まれている。同年12月1日には「GT ブルーHDi」の価格改定を実施した。

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