BMW 3シリーズ 2015年10月～モデルの買取相場・査定価格

BMWは主力モデルの3シリーズセダン/ツーリングに外観デザインの変更やエンジンの動力性能の向上などの改良を実施し、2015年9月12日に発売した。外観デザインは新世代のコロナ･リング･デザインを採用したLEDヘッドライトとLEDフォグランプを新たに全車に標準装備とし、精悍なフロント・ビューをより際立たせるとともに、リヤ・コンビネーション・ライトにも新たにLEDを採用した。搭載エンジンは新開発の直列6気筒3.0リッター直噴ターボ仕様のガソリンエンジンが、新たに340iラグジュアリーと340i Mスポーツに搭載された。動力性能は240kW(326ps)/450N・mを発生し、3シリーズグランツーリスモなどに搭載されていた従来の直列6気筒3.0リッターエンジンに比べ、最高出力を15kW(20ps)、最大トルクを50N・m向上させている。従来の328i系用の直列4気筒2.0リッターエンジンは、パワーが180kW(245ps)から185kW(252ps)に向上したこともあって、グレード名が330系に変更されている。また320i系に搭載される直列4気筒2.0リッターエンジンは動力性能の数値は変わらないが、発生する回転数が変わるなどの改良を受けている。新型3シリーズセダン/ツーリングでは、サスペンション・システムのダンパー設定とハンドリング特性に改良を加えることで、よりスポーティな走りを実現するとともに、高レベルの乗り心地も両立させている。装備面では、歩行者検知機能付きの衝突回避・被害軽減ブレーキや、ミリ波レーダー・センサーにより前方の車両との車間距離を維持しながら加減速して低速走行時には車両停止まで制御するアクティブ・クルーズ・コントロールなどを標準装備した。いずれもベースグレードの320i SEを除き、クルーズコントロールは320iの5速MT車も除く。ほかに、車両の通信機能を介して救急や消防といった機関の早急な手配が可能となるBMW SOSコールを全車に標準装備するなど、快適かつ安全なドライビングを実現している。同年10月3日にはニュー3シリーズの発売を記念して、340i Mスポーツをベースに、3シリーズの40年の歴史で培われた「スポーティかつエレガントなスタイリング」、「卓越した走行性能」、「革新性」をさらに際立たせる数々の特別装備品を採用した特別仕様車「340i 40th アニバーサリーエディション」を20台限定で発売した。

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