アウディ S6 (セダン) 2014年05月～モデルの買取相場・査定価格

アウディジャパンは2012年7月、アウディの上級セダンであるA6をベースにしたS6の先行予約を開始すると発表した。納車は2012年秋から開始される。 Sモデルはルマン24時間レースで勝利を重ねるなど、モータースポーツシーンで活躍するアウディが、レース活動などを通じて培ったさまざまな技術を市販車にフィードバックして作られるモデルで、最新のテクノロジーを反映するとともに、圧倒的なパフォーマンスと環境性能を両立したエンジンを搭載し、フルタイム4WD技術のクワトロを採用する。外観デザインの変更は比較的小幅なものにとどめられていて、前後のエアダムバンパーやサイドシルなどのエアロパーツ、20インチにサイズアップされたアルミホイール、Sモデルを象徴するエンブレムの装着などとなる。スポーツサスペンションの採用によって全高は20mm低い1445mmに変更されている。インテリアは快適性とホールド性を高い次元で両立させた専用の本革スポーツシートを始め、3本スポークのマルチファンクションステアリング、S6のロゴが入った専用のメーターパネル、カーボンアトラスのデコラティブパネルなどが採用されている。搭載エンジンはSモデル専用のV型8気筒4.0リッターの直噴ツインターボ(TFSI)仕様で、309kW(420ps)500Nmのパワー＆トルクを発生し、7速のSトロニックと組み合わされる。このパワートレーンによって0-100km/h加速を4.8秒を駆け抜ける性能を持つ一方、一定の条件下で8気筒のうち4気筒を休止するシリンダーオンデマンドシステムを始め、スタート/ストップシステム(アイドリングストップシステム)、エネルギー回生システム、軽量ボディ構造などを採用することで、従来のS6に比べて燃費を25％も改善したという。シャシーにはダイナミックステアリング、アダプティブエアサスペンションスポーツ、リヤスポーツディファレンシャルなどが採用される。駆動方式はフルタイム4WDのクワトロで、コーナリング時に4輪のトルク配分を制御するトルクベクタリングが採用されている。 2014年5月15日にはサッカー日本代表をサポートしているアウディが、Sモデルから11台の“アウディによる代表チーム”を選抜し、日本代表ユニフォームをイメージしたエストリルブルーの外装色に、インテリアにはナイトブルーのシートにクリムゾンレッドのステッチを施した専用シートを組み合わせた特別仕様車「アウディ×サムライブルー 11リミテッドエディション」の受注受付を開始した。なお各モデル1台のみの限定生産で、受注受付は先着順、納車は2014年7月頃を予定している。

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