アウディ A8 2014年03月～モデルの買取相場・査定価格

アウディジャパンは、ラインナップの頂点に立つフラッグシップセダンのA8に、内外装のデザイン変更やパワートレーンの改良などを加え、2014年3月13日に発売した。なおA8L W12については5月8日に発売される。新型A8には標準ボディのほかロングボディのA8Lの2種類のボディがあるのは従来と変わらない。外観デザインはシングルフレームグリルがより彫刻的なデザインになり、バンパーやボンネットも変更された。注目されるのはマトリクスLEDヘッドライトで、ロービーム用のLEDと25個の小さなLEDによって構成されるハイビームユニットが組み合わされている。ハイビーム時にはカメラでセンシングを行い、必要に応じてLEDを個別に点灯・消灯することで対向車や先行車を眩惑することなく、正確に路面を照射することが可能な画期的なライティングシステムだ。3.0TFSIにオプションで、ほかのモデルは標準装備。パワートレインは3機種で、V型6気筒3.0リッターのTFSI(直噴＋スーパーチャージャー)仕様が228kW(310ps)/440N・mを発生し、V型8気筒4.0リッターの4.0(直噴＋ツインターボ)仕様が320kW(435ps)/600N・mを、またW型12気筒6.3リッターの自然吸気直噴仕様は368kW(500ps)/625N・ma発生する。 4.0リッターのTFSIに加え、6.3リッターのW型12気筒エンジンにもシリンダーオンデマンドシステム(COD、気筒休止システム)が搭載された。電子制御8速のティプトロニックATが組み合わされ、フルタイム4WDのクワトロを採用するのは従来と変わらない。安全性、快適性をさらに向上させる装備も充実化が進み、駐車時に自動でハンドル操作をしてくれる360度ディスプレイ(サラウンドビューモニター)のついたパークアシスト付きアウディパーキングシステムを全車に標準装備。また標準のアウディプレセンスに加えて、オプションのアウディプレセンスプラスを選ぶと、自動ブレーキ機能のアウディブレーキガードや、自動ステアリング修正機能が付いたアクティブレーンアシスト、ストップ＆ゴー機能付きアダプティブクルーズコントロールなど最新の安全装備が追加される。またオプションのナイトビジョンアシスタント(A8 L W12は標準装備)は、歩行者のみでなく、大きな動物なども認識できるように進化した。

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