アルファロメオ 4C 2014年07月~モデルの買取相場・査定価格

アルファロメオ 4C
フィアットクライスラージャパンは、アルファロメオブランドのスポーツカー4Cを、2014年7月1日に発売した。 4Cは、1930年代の8Cに始まり、1940年代の6Cなどが展開してきたスポーツカーの伝統を今の時代に具現化したモデルで、最高のドライビングパフォーマンスを可能にするため必要とされる要素のみを備え、アルファロメオのレーシングスピリットおよびスポーツカーとしての個性を余すところなく表現した。 ボディは全幅こそ1870mmと広いが、全長は3990mmに抑えられ、全高も1185mmと低く構えたスポーツカーデザインを採用する。2シーターの正にコクピット感覚の運転席はスパルタンなスポーツカーを思わせる雰囲気だ。 小さめのボディは徹底した軽量化の結果として追求されたもので、ボディにはカーボンファイバー製パッセンジャーセルとアルミニウムサブフレーム、低密度SMC(ガラス繊維強化樹脂)製のボディパネルなど、乾燥重量950kgを実現する超軽量素材を採用した。 搭載エンジンは直列4気筒1750ccの直噴ターボ仕様て、アルミ製シリンダーブロック、新世代ターボチャージャー、超高圧式直噴インジェクター、吸気/排気側に備える連続可変バルブタイミング機構、スカベンジング(掃気)テクノロジーを備え、比類なきスポーツパフォーマンスを発揮する。 動力性能は177kW(240ps)/350N・mを発生し、パワーウエイトレシオも優れた数値を得ている。軽量ボディを生かして、加速性能は0-100km/hの発進加速4.5秒(欧州仕様参考値)で駆け抜けるという。トランスミッションは乾式デュアルクラッチで6速のアルファTCTが採用される。ATモードとシーケンシャルモードの選択が可能だ。 路面や走行状況、ドライバーの意思に応じて走行モードを切り替えるアルファD.N.A.は、ほかの車種に採用される3種類のモードに加え、4C専用のモードしてアルファ・レースも採用された。電子制御式デバイスの介入を最小化することで、すべての操作をドライバーの意思のままにコントロールでき、ABSが作動する緊急回避時を除きESCはOFFの状態になる。またASRも機能しないため、ドライバーのアクセル操作のみでトラクションを自在にコントロールすることが可能となる。 2015年3月2日には価格改定を行った。
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※1 2019年4月時点 当社調べ