アルファロメオ 156 スポーツワゴン 2003年09月～モデルの買取相場・査定価格

2000年9月に登場。「クーペとステーションワゴンの融合」をコンセプトとしている。156セダンと変わらない全長を保ちつつ、新たに備えられたテールゲート。そのラインは躍動感を出しつつワゴンにありがちなリヤの重々しさを感じさせないバランスの良いものだ。バンパーレベルまで低くしたラゲッジルーム開口部は、テールゲートヒンジをルーフ前方に設置したことにより、極めて容易にアクセスできるよう工夫されている。さらに、裏返すとスキーブーツや水着などを濡れたまま放置しても心配のないウォータープルーフ(耐水)トレイに変わるフロアリッドや、荷物の整理や固定に役立つマルチポジションネットなど、使い勝手の良い様々な装備も採用した。ワゴンという用途を果たしつつ156セダンと変わらぬ走りを約束するため、ボーゲ社製のハイドロニューマチックダンパー「ニボマット」を装備。いかなる積載状態でもアルファ独特のドライブフィールを実感させてくれる。発売当初エンジンは2リッター直4／2.5リッターV6の2種類だったが、2リッターエンジンは2002年9月から直噴化されている。2003年9月には大幅なマイナーチェンジが実施された。フロントスタイルではフロントグリルの“楯”を大きくして形状を一新し、ヘッドライト部分にも新デザインを採用している。室内ではシートや内装のファブリック素材が変更された。このほか、クルーズコントロールといった快適装備の充実も図っている。これに加え、同年11月には走りの性能をさらに磨いたハイパワー3.2リッターV6エンジン搭載の“GTA”を追加。ラインナップが拡大されている。

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