ボルボ C70 2004年01月～モデルの買取・査定相場

1997年12月に発売。ボルボのラインナップの中心に位置付けられる、70シリーズの2ドアバージョンだ。最初に発売されたのはクーペだったが、現在は2001年3月に導入されたオープンボディのカブリオレのみが輸入されている。フロントまわりのデザインはステーションワゴンのV70と同様、直線を基調にした押し出し感の強いものだが、サイドビューはカブリオレらしく流麗な印象だ。キャンバスのルーフを降ろすと、センターピラーの残らないフルオープンボディに なるから、スタイリッシュで開放感も十分に味わえる。　ボディサイズは全長が4700mm超、全幅が1800mm超だから、国産車でいうと全長は少々小さめのLサイズセダン、全幅はプレステージセダンのそれに近い。安定感のあるフォルムはカブリオレボディになってもそのバランスを崩しておらず、軽快感ならぬ重厚感のあるオープンボディというのは、なかなかユニークな存在だ。導入当初のエンジンは2.5リッターライトプレッシャーターボ(200馬力)だったが、2004年7月には2.3リッター直列5気筒のDOHCターボに換装された。ターボのチューニングはハイプレッシャータイプに変更され、最高出力240馬力、最大トルクは33.7kg-mとシリーズ最強となるパフォーマンスを発揮する。運転席・助手席パワーシート、ウッド／本革巻きステアリングホイール、17インチアルミホイールなど、充実した装備類も魅力だ。