キャデラック 2011年01月～モデル（CTS ）の買取・査定相場

キャデラックの入門モデルとなるCTSは2003年3月に初代モデルが発売。一時FF化されていたキャデラックを改めてFR化したクルマだった。2代目モデルは2007年10月(発売は2008年1月)発表で、シグマアーキテクチャーを継承し、外観デザインはキープコンセプトながら、一段と存在感の高いデザインとされ、内装は一段とラグジュアリーな雰囲気にあふれるものになった。搭載エンジンはV型6気筒の3.0リッターと3.6リッターで、それぞれ可変バルブタイミング機構のVVTや直噴方式を採用し、動力性能や環境性能を高めた。全車に6速ATが設定される。当初は左ハンドル車だけで、駆動方式もFRだけだった。2008年9月からの09年モデルでは、新たに右ハンドル車を設定した。2009年1月にはV型8気筒6.2リッターのスーパーチャージャー仕様エンジンを搭載するハイパフォーマンスモデルのCTS-Vの09年モデルを追加。2010年1月からの10年モデルでは、2.8リッターエンジンを3.0リッターに排気量アップするとともに、バリエーションを拡充し、新モデルとしてスポーツワゴンを設定するなど、大幅な変更を行った。2010年8月にはセダンをベースにしたCTSクーペを追加設定。スポーティ仕様のCTS-Vクーペには専用のメッシュのフロントグリルやエアロパーツなどを採用した。エンジンは、CTSクーペには229kW/374N・m(311ps/38.1kg-m)を発生するV型6気筒3.6リッターを、CTS-Vクーペには415kW/747N・m(564ps/76.1kg-m)の圧倒的な動力性能を発揮するV型8気筒6.2リッターのスーパーチャージャー仕様を搭載。電子制御6速ATと組み合わされて後輪を駆動する。