キャデラック 2008年01月～モデル（CTS ）の買取・査定相場

キャデラックのエントリーモデルに位置付けられるCTSは2003年3月に発売されたが、これは一時FF化されていたキャデラックを改めてFR化するモデルであり、シグマアーキテクチャーと呼ぶプラットホームを採用し、アート＆サイエンスのコンセプトに基づくシャープな外観デザインを採用した。これはその後のキャデラックの各モデルに生かされてきた。CTSが2代目モデルに進化したのは2007年10月(発売は2008年1月)。2007年のデトロイトショーで発表されたモデルが、約1年遅れで日本にも導入されることになった。シグマアーキテクチャーを継承しつつ、正常進化によって大幅な進化を遂げている。外観デザインはキープコンセプトながら、一段と存在感の高いデザインとされ、内装は一段とラグジュアリーな雰囲気にあふれたものになった。搭載エンジンはV型6気筒の2.8リッターと3.6リッターで、それぞれ可変バルブタイミング機構のVVTや直噴方式を採用し、動力性能や環境性能を高めている。全車に6速ATが組み合わされる。発売当初の段階では左ハンドル車だけの設定だ。駆動方式もFRだけでAWD車の設定はない。本革シートやBOSEのサラウンドサウンドシステム、HDDナビゲーションなど、快適装備の充実度は高く、デュアルステージ運転席エアバッグやデュアルデプス助手席エアバッグ、タイヤ空気圧モニターなど、安全装備も充実したものが用意されている。