BMWアルピナ D3 BiTurbo リムジン 2013年11月～モデルの買取・査定相場

ニコル・オートモビルズは、BMW3シリーズをベースに直列6気筒3.0リッターの直噴ディーゼルターボを搭載するアルピナのD3を2013年11月21日に発表した。外観デザインはアルピナ専用のエアロパーツが装着されている。フロントスポイラーは機能的な形状から、さまざまな冷却モジュールとブレーキ・エアダクトの効率的な空気の流れを実現する。リヤ・スポイラーとの組み合わせで、高速走行時の走行安定性を高める空力特性が実現される。前車軸には軽いダウンフォースがかかり、後車軸にはわずかなリフト(揚力)しか生じない。19インチのアルピナクラシックホイールは、強力な存在感を表現するほか、 特別なオプションとして、アルピナ・ブルーまたはアルピナ・グリーンのエクスクルーシブなボディ・カラーも選択できる。インテリアは、品質に優れた天然素材や高級感が特徴で、専用のドアシル・プレートや、フロアマット、インストルメント・パネル、スポーツシートのバックレスト上部を飾るメタル製のエンブレム、手縫いのLAVALINAレザー巻きステアリングなどが独自の雰囲気を作り上げる。ウッド・パネルの仕上げやレザー・インテリアのカラー・コンビネーションをはじめ、アルピナとBMWのさまざまなオプションから選択することで、インテリアの仕様を自分好みの1台に仕上げることが可能だ。搭載エンジンは直列6気筒3.0リッターのBMW総アルミ製6気筒がベースで、最新型のコモンレール式直噴仕様、可変タービンジオメトリー付きシーケンシャル・ツインターボなどを備えることで、優れた性能を発揮する。動力性能は350ps(257kW)/700N・mのパワー＆トルクを発生しており、比較的コンパクトな3シリーズのボディに対して大きな余裕のある性能だ。これにZF製のスイッチトロニック付き電子制御8速ATが組み合わされる。シャシーとサスペンションは知的な走りを約束するもので、長距離運転と市街地走行の際に、優れた乗り心地や快適性に焦点を合わせると同時に、必要に応じて、スポーティーな走りとダイナミックなハンドリングも提供する。この機能的多様性を実現するのは、アルピナのアダプティブ・スポーツ・サスペンション(電子制御式ダンパー)と最適化されたスプリング、スタビライザーなどの組み合わせだ。ドライビングダイナミクスのモードは、「エコ・プロ」や「コンフォート」、「スポーツ」、「スポーツ＋」の4つのモードがあり、自分の好みの走りを選択できる。