事故車の修正歴はどこから記録される?修復歴や事故歴の調べ方・見分け方とは?

公開日:2018年06月24日更新日:2019年06月05日
事故車の修正歴はどこから記録される?修復歴や事故歴の調べ方・見分け方とは?

車の修復歴(事故歴)はどこに記載されているのでしょうか?実は意外なことに、車検証にも修理の履歴を記載する箇所はありません。では一体、愛車の査定時に査定士はどのようにしてその車が過去に修理を受けたことがあるかを判断し、修理歴や修復歴として記載するのでしょうか。

車に修復歴や事故歴があるかどうかを知ることは、車を売却する際だけでなく、購入する際にも重要なポイントになります。特に中古車は新車とは異なり、素人が少し見ただけではその状態が判断しづらいものです。中古車を購入する際には、その車が過去にどのように乗られていたのか、現在の状況はどうなのかを把握して、安心して購入したいですね。

そこで、「中古車の修理歴などの記録や履歴を調べることはできるのでしょうか?」という疑問にお答えして、ここでは、自分の車やこれから購入する車の価値を判断するための、修復歴や事故歴の調べ方・見分け方について説明していきます。

事故歴・修復歴・修理歴の違いとは?

事故歴・修復歴・修理歴の違いとは?

車の修理には、事故歴・修復歴・修理歴と呼ばれるものがあります。それぞれ直す箇所や範囲によって呼び方が変わり、それにより中古車の販売価格や査定価格も変わってきます。

車の修理の種類と呼び方

  1. ①事故歴・事故車
  2. ②修復歴・修復歴車
  3. ③修理歴/交換歴

①事故歴・事故車

事故歴のある車・事故車とは「事故を起こした・起こされた車や災害などにあった車」のことを指します。そのため、修復歴や修理歴があるかどうかは関係ないのです。しかし、中古車業界では、「事故車」というと次に説明する修復歴車を指すこともあるので、注意が必要です。

②修復歴・修復歴車

修復歴あり・修復歴車とは、自動車の骨格部分であるフレームが損傷し、その部分を交換・修理した履歴のある車のことをいいます。フレームは、工具などではすぐに外せず、車にとってとても重要な基幹の部分です。よく「事故を起こしたことのある車」はすべて事故車を指すと思っている方も多いのですが、事故にあっても車の骨格部分(フレーム)の修理・交換をしていなければ修復歴車とはなりません。中古車の購入を検討したことのある方は、車両説明の備考欄に「修復歴あり」と掲載されているのを見たことがあるかもしれませんが、この「修復歴あり」と記載されている車は骨格部分を損傷した経歴があり、修復歴車であると判断することが出来ます。

③修理歴/交換歴

上記の事故歴や修復歴に対して、修理歴/交換歴のある車とは、簡単に言うと修復歴ではない部分を修理・交換した車のことを指します。つまり、自動車の骨格部分のフレームの修理・交換をしていれば修復歴、それ以外であれば修理歴・交換歴があるとなるのです。例えば、ドアやバンパーなどの外板部分を交換した場合です。

事故車(修復歴車)の詳しい定義について確認する場合は、以下の関連記事をご参照ください。

事故車の定義記事キャプチャ

関連記事:『事故車の定義とは?事故車の買取価格はどのくらい安くなってしまうの?』

修復歴は表示しなければならない

修復歴は表示しなければならない

修復歴のある車を販売する際、販売店は必ず修復歴を表示しなければいけません。これは、自動車公正取引協議会の「自動車公正競争規約」によって義務付けられています。

しかし、残念なことに中にはあえて「修復歴」の表示をしないで修復歴車を高く売りつけようとする悪徳業者がいるのも事実です。もし、修復歴がある車だと知らないで購入してしまった場合、購入をキャンセルすることはできるのでしょうか?

一般法人日本中古車販売協会連合会は、次のように述べています。

「自動車公正競争規約で表示が義務づけられている程度の修復歴の場合は、たとえ修復され、性能に異常が認められなくとも、当該自動車に対する安全性への信頼が著しく損なわれることになります。そこでこのような修復歴が表示されていなかったため、それを知らないで契約した買主は民法95条の錯誤無効を、また販売店が修復歴を故意に隠していたときは民法96条の詐欺取消により契約の効力をなくすことができることになります。」

参照:中古車トラブル事例|一般法人日本中古車販売協会連合会

つまり、ユーザーには車の購入前に車の修復歴の有無を知る権利があり、もし修復歴があると知らずに購入した場合は当然購入をキャンセルすることができるのです。こういった修復歴の有無を知らされないで中古車を購入し、あとでそれに気づくというケースは意外にも多くあります。そのため、車を購入する際には修復歴についての知識をきちんと持っておくことが大切なのです。

とはいっても、自分でその車に修復歴・事故歴があるかどうかを調べることはできないのでしょうか?次に、修復歴車・事故車であるかを見分ける方法について説明します。

車の修復歴や修理歴を記録しているものはないの?

車の修復歴や修理歴を記録しているものはないの?

修復歴や修理歴を調べる方法の一つは、中古車の点検記録簿を確認することです。中古車点検記録簿は、定期点検整備記録簿、または分解整備記録簿ともいいます。中古車の点検記録簿には、整備工場が12カ月点検や24カ月点検等の法廷点検の際の作業内容・整備内容が記録されています。

通常、この点検記録簿は中古車販売店に保管されていますので、中古車を購入する際には点検記録簿を確認したいと販売店の方に言って、一緒に車の状態を確認するようにしましょう。

しかし、残念ながらすべての中古車に点検記録簿があるというわけではありません。例えば、旧所有者が点検記録簿を紛失してしまったり、買取業者が故意に破棄してしまったりしている可能性もあります。

まずは点検記録簿があるかどうかを確認し、なければ自分の目で見分ける術を身につけるしかありません。次に、目視によって車の事故歴・修復歴を見分ける方法を紹介します。

事故車・修復歴車の見分け方

事故車・修復歴車の見分け方

ここでは具体的に、どのようにして自分の車やこれから購入する車が修復歴車かどうかを見分ける方法を、4つのチェックポイントに分けてご紹介します。

事故車・修復歴車を見分ける際のチェックポイント

  1. ①ボディーパーツの隙間のズレ
  2. ②左右対称性
  3. ③修理痕や塗装の剥がれ
  4. ④トランクの床下

①ボディーパーツの隙間のズレ

ボディーパーツの隙間にずれがないかをチェックしましょう。通常の車であれば、ボディーパーツの隙間は均一になっており、もしその隙間にズレがある場合は車の骨格部分がゆがんでしまっており、修復歴や事故歴がある可能性が高いです。特に、ボンネットとフェンダーの隙間、ヘッドライトとボンネットの隙間、トランクやドアを閉めた時のパネルの隙間を注意深くチェックしましょう。

②左右対称性

車体は通常、左右対称となっているものです。前方と後方から見て左右のフレームの形状が違う場合は、車体のどちらかの側面が事故で損傷したために修理・交換した可能性があります。

③修理痕や塗装の剥がれ

こちらは中古車の内部に修復歴や事故歴がないかを見分ける方法です。ボンネットのフェンダー部分の取り付けベルトの塗装がはがれていないかどうかを確認しましょう。もし塗装がはがれていた場合、その部分のボルトを外したことがあるという証拠になります。こういった各部分の塗装の剥がれを確認することで、修理を行った痕跡があるかどうかを見分けることができます。

④トランクの床下

トランクのシートを外して床下をチェックしましょう。もし後ろから追突された車である場合、床下にしわがある可能性があります。また、水没車の場合は床下がさびていることもあるので、スペアタイヤや工具をきちんとはずしてそこも注意して確認しましょう。

以上が修復歴車・事故車を見分ける際のチェックポイントです。もし、これから購入予定の中古車に対して上記のポイントをチェックしてみて、少しでも違和感を覚えるようなことがあれば、その車の購入については今一度検討し直した方が良いかもしれません。

また、今まで乗っていた中古車が「もしかしたら過去に事故歴があったかも?」と感じており、上記のチェックポイントを踏まえて改めて不安になり「買い替えの際に不利になるのでは?」などと躊躇している場合は、車査定士のチェックで事故歴の有無は明らかになりますし、仮に事故歴がある車両でも買取をしてもらい乗り換え先の車購入資金に充てがうことは可能ですので、まずは車査定を依頼して事故歴の有無だけでも確かめてみるのも良いでしょう。

事故車・修復歴車は一括査定で高く売ろう!

事故車・修復歴車は一括査定で高く売ろう!

「事故車であっても高く買い取ります」などといった車買取の宣伝文句はよく聞きますが、実際には、事故車・修復歴車は通常の中古車と比較すると、買取価格が低くなってしまう可能性が高いです。事故の買取価格や査定額への影響について詳しくは、以下の記事をご参照ください。

事故車の買取価格記事キャプチャ

関連記事:『修復歴車(事故車・故障車)は買取可能??査定額や買取価格にどれくらい影響するの?』

それでも、事故車・修復歴車であってもできるだけ高く買い取ってもらいたいものです。そのようなときに使いたい、事故車や水没車、不動車の買い取りに特化したサービスがあります。「事故車一括査定サービス」です。事故車一括査定サービスとは、事故車買い取りを得意とする複数の車買取専門店にインターネット上で一括で査定依頼をすることができるサービスです。査定後に各社から提示された査定価格の中からオークション感覚で(最高額での買い取りを提示してくれた)車買取店を選択して、すぐに売却手続きに移ることができます。

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買取サービスの流れ

  1. ①WEBまたは電話でお申込み

    お車やご連絡先の情報をもとに、条件に合った査定会社を最大8社までご紹介。その中から実際に査定を受けたい会社を選んで(複数社選択可)ください。

  2. ②カービューより確認メール

    株式会社カービューより、ご登録いただいたメールアドレス宛てに確認メールが送信されます。24時間以内にメールが届かない場合はよくあるご質問をご確認ください。

  3. ③査定会社よりご連絡

    各査定会社よりお客様に、2営業日以内にご連絡。電話もしくはメールにて、愛車の相場情報や出張査定のご案内などをお知らせいたします。

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本記事はYahoo! JAPANグループの株式会社カービューが監修しております。株式会社カービューは、テクノロジーを活用して、カーライフをもっと身近で、もっと楽しく価値あるものに変えていくことをミッションとしており、中古車買取の一括見積依頼サービスである買取カービューや、日本最大級のクルマ総合情報サイトcarview!クルマ専門SNSみんカラといったお客様のカーライフを応援するウェブサービスを運営しています。