連載コラム

【連載】本音で語る愛車買取 |「情報の非対称性」で勝負する

【連載】本音で語る愛車買取 |「情報の非対称性」で勝負する

外資系消費財メーカー勤務を経て自動車メディア業界に転身。「IMPORTカーセンサー」編集デスクなどを歴任後、独自の着眼点から自動車にまつわるあれこれを論じる異色自動車コラムニストとして、大手メディア多数で活動中の伊達軍曹氏。そんな伊達氏に“本音”で「愛車買取」について語ってもらう連載企画。第7章は、実際に査定業者とどう交渉するかについて語ります。

前回までのお話は、こちらから。前回までのお話は、こちらから。
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「情報の非対称性」で勝負する

買取カービュー経由で5社ぐらいを個別に呼んで査定してもらうが、即決はせず、そしてディーラーでの下取り査定額も明かさない…というところまでお話ししました。その続きです。

で、いよいよここから「情報の非対称性」にまつわる作戦開始です。

復習をしますと、買取側が提示する査定額というのは「オートオークション」での相場を元に決定されます。しかしわれわれ一般ユーザーは、オークション相場を知ることができない。そういった「情報の非対称性」があるため、われわれユーザーは買取においてどうしても不利な戦いを強いられる。そこから反撃するには、こちら側も「情報の非対称状況」を積極的に作っていくしかない……ということです。

さて、個別に呼んだ業者の査定が始まります。最初に呼んだA社から「50万円でどうでしょう?」と言われたとします。ここでは前述のとおり即決はせず、「検討します」ということで帰してください。いろいろ言うと思いますが、とにかく帰ってもらってください

そして次にB社の人がやってきます。
B社の人は「他社さんの査定額はおいくらでしたか?」と聞いてくるでしょう。ここで馬鹿正直に「先ほどのA社さんは50万円でしたよ」とか言ってはいけません。それを明かしてしまうと、仮に70万円がマックス値だったとしても、50万円に少し色を付けた「では52万円でどうでしょう?」とか言われておしまいです。

「他社さんの査定額については一切お答えできません。とにかく、この車に対して貴社がマックスと考える額をご提示ください」とだけ言って、あとは黙ってペットボトルのお茶でも飲んでてください。

要するに、「そちらが情報の非対称性で来るなら、こちらだって情報の非対称性で迎え撃ちますよ」ということです。

これは「ポーカー」の勝負をするようなものだと思ってください。ポーカーをしている途中で相手に手の内をさらす人はいませんよね? 買取査定の勝負においてもこちらの手札は秘匿したまま、相手側を疑心暗鬼にしましょう。

とはいえ初回ですから、B社も大した査定額は出さないはずです。40万~55万円ぐらいでしょうか? わかりませんが、とにかく「なるほど。では検討します」と言って、B社の人にも帰ってもらってください。A社より多少高かったとしても、即決してはいけません。

で、まったく同様のことをC社、D社、E社に対しても行うことで、とりあえず全5社の初回査定額がそろうことにます。たぶんですが、大した高値ではないでしょう。その理由はこれまで繰り返しご説明したとおりです。

そしてその後、各社からあなたのもとに連絡が入るはずです。「その後いかがでしょうか?」「他社さんのお見積りはおいくらでしたか?」などと。

そこから、こちら側としてのさらなる「情報の非対称性作戦」を加速させます。(続く)

押忍。

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本記事はYahoo! JAPANグループの株式会社カービューが監修しております。株式会社カービューは、テクノロジーを活用して、カーライフをもっと身近で、もっと楽しく価値あるものに変えていくことをミッションとしており、中古車買取の一括見積依頼サービスである買取カービューや、日本最大級のクルマ総合情報サイトcarview!クルマ専門SNSみんカラといったお客様のカーライフを応援するウェブサービスを運営しています。

※1 2019年4月時点 当社調べ
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